こういった疑問にお答えします。
- SAMSONの「Go Mic」は動画撮影や宅録、Zoomなどで使えるUSBマイク
- Go Micの特徴と実際に使った感想
- 初心者にもオススメ!コスパ重視のUSBマイク3選
インタビューや説明会用など、数多くの動画を実際に「SAMSON Go Mic」を使って撮影した経験をもとに記事を書きました。
結論から言うと、Go Micは「安い」「操作がカンタン」「幅広いシーンに対応する」初心者でも扱いやすいUSBマイクです。
マイク初心者の人にもわかりやすく解説していきますので、マイクの購入に迷っている人はぜひ本記事を参考にしてくださいね。
SAMSONの「Go Mic」は動画撮影や宅録、Zoomなどで使えるUSBマイク
「Go Mic」とは、世界的に有名なアメリカの音響機器メーカー・SAMSON(サムソン・テクノロジーズ)が発売しているUSB接続型のコンデンサーマイクのこと。
※韓国のサムスン電子とは無関係のメーカーです。
Go Micは以下のような特徴を持っています。
- コンデンサーマイク
- USB接続
- 全長7cm
- 重量105g
- 単一指向性、無指向性、-10dbをスイッチで切替OK
- ノートPCに取り付けられるクリップ付き
※PC機種によっては取り付けられません - 専用ケース付き
- Windows&Mac OS対応
本格的なマイクを使おうとすると、操作方法を勉強したり追加で機材を揃えたりと手間やコストがかかるもの。
その点、Go Micは「音質の良さ」と「誰でもカンタンに使える操作性」を兼ね揃えている点が魅力のマイクです。
実際に仕事でGo Micを使用しまくっている私が、その特徴や使用した感想をくわしくお伝えしていきます!
SAMSON Go Micの購入レビュー
ここからは、SAMSON Go Micの特徴と使用した感想をお伝えしていきます。
音質の良いコンデンサーマイク
マイクの主な種類は「ダイナミックマイク」「コンデンサーマイク」の2種類ですが、それぞれ以下のような特徴があります。
- ダイナミックマイク:電源不要、丈夫、価格が安い、コンデンサーより音質は劣る
- コンデンサーマイク:電源必要、繊細で壊れやすい、価格が高め、音質が良い
このうち、Go Micは音質の良い「コンデンサーマイク」に該当します。
価格が安い
Go Micは、価格帯が4,000〜7,000円台のコンデンサーマイクです。
※実際の価格は時期により変動します。
一般的にコンデンサーマイクは安くても1万円以上するものが多いため、Go Micは比較的安価なモデルといえるでしょう。
全長7cmの小型サイズで、持ち運びやすいケース付き
Go Micは全長7cmの小型マイクな上に、持ち運び用の専用ケースがセットになっています。
私はGo Mic以外に全長25cmのコンデンサーマイクも持っていますが、重量もそこそこあり、持ち運ぶのに一苦労です。
さまざまな場所にマイクを持っていきたい人にはぴったりのマイクですよ。
近い距離ならマイクをノートPCに付けたまま移動もできてとっても便利ですよ。
USBでカンタン接続
Go Micは、PCとUSB接続するだけで使用できる手軽さが大きな魅力です。
通常、コンデンサーマイクを使用する時は、マイクとPCの間にオーディオインターフェースという機器を挟まなければいけません。
しかし、Go Micはこのオーディオインターフェースを内蔵しているマイクのため、別途機器を購入せずとも、USBでPCとつなぐだけで手軽に録音ができるのです。
指向性(単一指向性、無指向性)と音量(-10db)が調節できる
Go Micは、本体についている3つのスイッチ(単一指向性、無指向性、-10db)で指向性と音量が調節できます。
指向性とはマイクが音を拾う範囲のことで、Go Micで調節できるのは以下の2つです。
- 単一指向性:一方向からの音を録音(マイク背面のノイズを除きやすい)
→一人でのトークや、楽器録音などに最適 - 無指向性:マイクの周り360度の音を録音
→大人数での会話などに最適
また、Go Micにはマイクに取り込む音量を「-10db」分小さくするスイッチもついています。
動画撮影や宅録、Zoom、ツイキャスなど幅広いシーンに対応
Go Micは動画撮影時、宅録、ZoomやSkypeでのオンライン会議といった幅広いシーンで活用できます。
動画やオンライン会議ではスマホやPC内蔵のマイクを使っている人も多いですが、Go Micを使えばよりクリアな音でアウトプットできます。
使い方は、マイクとPCをUSB接続した状態で、録音ソフトや会議ツール側で音声入力マイクを「Go Mic」に指定するだけ。
好きな色が選べる(Silver、Titanium Black)
以下のとおり、Go Micにはシルバーとブラックの2色展開があります。
カラーによって値段も違うようなので、購入する際は注意してくださいね!
Go Micを実際に使用した感想
私は実際にGo Micを使って、何十本もの動画撮影や楽器録音を行ってきました。
使ってみた感想として、特に魅力を感じたのは以下の点です。
- お手頃価格なのに音質はスマホと比べてかなり良い
- 周囲の雑音を軽減する単一指向性モードがとても便利
- 持ち運びも接続もカンタンでどんどん使いたくなる
反対に、使ってみて「ちょっと微妙かな・・・」と思ったのは、
楽器の録音をするときの音質が
他のコンデンサーマイク>Go Mic>スマホという印象だった点です。
とはいえ、他のマイクとはそもそも価格帯が異なるので、1万円以下で音質をアップできるマイクとしてはとても優秀だと思いました。
逆に、トークの録音用として使うなら、音質的には他のマイクを買わなくてもGo Micで十分な印象です。
マイク初心者にもオススメのUSBマイク3選
Go Mic以外にもさまざまな特徴をもつUSBマイクが販売されています。
その中でも特にオススメのUSBマイクを3つ紹介していきますね!
Blue Microphones Yeti
超有名マイクで、USBコンデンサーマイクの中で鉄板の製品です。
マイクに2万円ほどの予算が使える人で、持ち運びやすさより音質を重視したい人にはこちらのマイクがオススメ。
- 指向性は4つ(ステレオ、単一指向性、無指向性、双指向性)
- ミュートボタンあり
- ダイヤル式で細かい音量調節可能
- モニター用のヘッドホンの音量調節も可能
- 高さ約30cmとサイズは大きめ
- マイクの角度調節可能
- Windows&Mac対応
- カラー展開豊富
ただし、サイズが大きく重さも少しあるので、持ち運びが不便なところがネック。シーンによってGo Micと使い分けています。
Yetiについて詳しくはこちらの記事で解説していますので、よければ参考にしてください。
>> Blue Microphones Yetiの購入レビュー!USBマイクの最高峰
audio-technica AT2020USB+
ヘッドホンなどでも有名なメーカー、audio-technicaもUSBマイクを販売しています。
音質が良いのはもちろんのこと、マイク音声とPC側音声のミキシング(音量バランスの調整)も可能です。
楽器のレコーディングをしたい人には特に便利なマイクとなっています。
- 指向性は単一指向性のみ
- 折りたたみ式三脚スタンドが付属
- モニター用のヘッドホンの音量調節可能
- 高さは約16cm
- マイクの角度調節は可能だがバランス次第でマイクが倒れやすい
- マイク側の音声と録音済みのPC側の音声のミキシングが可能
- Windows&Mac対応
私もまだ買っていないのですが、興味のあるマイクの一つです。
ソニー コンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
とにかく安いコンデンサーマイクが欲しい人にはこちらのマイクがオススメ。
3,000円ほどのお値段で入手できるマイクの中では代表格的なモデルです。
- 指向性は単一指向性のみ
- プレステに接続してカラオケマイクとしても使える
- 高さは約20cm
- マイクの角度調節可能
- Windows&Mac対応
まとめ
本記事では、SAMSONのUSBマイク「Go Mic」のレビューと、オススメのUSBマイク3選を紹介しました。
最後にもう一度まとめると、Go Micは以下のような特徴を持つマイクです。
- 音質の良いコンデンサーマイク
- 価格が安い
- 全長7cmの小型サイズ
- 持ち運びやすいケース付き
- USBでカンタン接続
- 指向性と音量が調節できる
- 動画撮影やZoomなど幅広いシーンで使える
- 好きな色が選べる
また、オススメのUSBマイク3選はこちら。
- Blue Microphones Yeti
- audio-technica AT2020USB+
- ソニー コンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
Go Micは初心者でも気軽に買って使える、入門編としてぴったりのコンデンサーマイクです。
動画撮影やオンライン会議などで使えるマイクを探している人は、ぜひGo Micを試してみてください!
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