RODE SmartLav+の使用レビュー!特徴や長所短所を解説

RODEのSmarLav+_01 動画撮影
困ってる人
困ってる人
RODEのピンマイク「SmartLav+」のレビューが読みたい。
特徴や使い心地、他のマイクとの違いが知りたいな。

こういった疑問にお答えします。

✔︎ 本記事の内容
  • RODEの「SmartLav+」ってどんなマイク?
  • SmartLav+を買って良かった点とイマイチだった点まとめ
  • 他のピンマイクとの性能比較
  • 動画撮影にオススメのピンマイク3選
✔︎ 本記事の信頼性
私は現在、教育サービス系の動画を制作・配信する仕事をしています。
普段からSmartLav+を使って動画を作成している経験を元に記事を書きました。

RODE SmartLav+は、手頃な価格で高音質の音声が録音できるコスパの良い人気ピンマイクです。

本記事では、SmartLav+と他のピンマイクの違いや、ピンマイクを選ぶポイントなどを紹介します。
動画撮影用のピンマイクを探している人は、ぜひ本記事を参考にしてください!

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RODE SmartLav+ってどんなマイク?

RODEのSmarLav+_02

SmartLav+は約1万円前後の価格で販売される、YouTuberなどにも人気のピンマイク。

有名マイクを多数販売しているオーディオ機器メーカー・RODEが開発元であり、納得の音質と安心感がうれしいマイクです。

ハンディレコーダーはもちろん、スマートフォンやカメラに接続して使うこともできます。

そんなSmartLav+の主な仕様は以下の通り。

指向性 無指向性
色展開 ブラックのみ
本体重量 6g
マイクゲイン ×
ミュート ×
モニタリング ×
サイズ 1180mm x 4.5mm x 4.5mm
※ウィンドシールド未装着の状態
インピーダンス 3k Ω Typical
感度 -35dB(17.8mV@94デシベルSPL)
最大SPL 110dB
周波数特性 20Hz-20KHz
出力 TRRS出力
付属品 ウィンドシールド、マウントクリップ、ソフトケース
備考 録音時は「RODE Reporter」or「RODE Rec LE」
のアプリ(無料)が必要

※仕様をより詳しく知りたい人は、こちらの公式ページをご覧ください。

あさくら
あさくら
スペックを見ても良さがよくわからないという人は、以下でSmartLav+の魅力を詳しく説明していますのでそちらをご覧ください!

【購入レビュー】SmartLav+を買って良かった点

RODEのSmarLav+_03

それでは、私がRODEのSmartLav+を買って良かった!と思った点を紹介していきます。

具体的には以下の通りです。

  • 音質&コスパが良い
  • 付属品が充実
  • 周囲の音や反響音を軽減できる

1つずつサクッと紹介していきますね。

音質&コスパが良い

まず第一に、RODE SmartLav+はシンプルに音が良いです。

ピンマイクは、5,000円以下から数万円まで幅広い価格帯のモデルがあり、それぞれ音質の良さにも差があります。

その中で、SmartLav+は1万円前後という手頃な価格かつ、クリアな音を安定して録音できる点が魅力のモデルです。

あさくら
あさくら
SmartLav+なら「せっかく買ったのに、音が悪くて使いづらい…」とはなりにくいはず。失敗したくない人にオススメです。

以下のYouTube動画にてSmartLav+で録音した音を聞くことができますので、ぜひ体感してみてください。

付属品が充実

SmartLav+は、購入時の付属品が充実しているのもうれしいポイントです。

具体的には、マイクを購入すると一緒に以下のものが同梱されています。

  • マウントクリップ
  • ウィンドシールド(風防)
  • マイク用ポーチ

ウィンドシールドやポーチがマイクと別売りになっているモデルもよく見かけますが、
SmartLav+はとりあえず購入さえすれば、他に買い物の手間や追加の代金は一切かかりません。

周囲の音や反響音を軽減できる

これはSmartLav+だけの特徴ではありませんが、ピンマイクを買うメリットとして、「周囲の音や反響音を軽減できる」ということがあります。

たとえば風の強い屋外や声が響く部屋の中など、
普通のマイクでは声が録音しにくい状況での撮影ではピンマイクは必需品です。

話し手の口元とマイクの距離が常に近いため、周囲の音に負けず、声をキレイに録音できます。

あさくら
あさくら
カメラと話し手の距離がどんなに遠くなっても、ピンマイクなら声を一定の音量で録音し続けられるメリットもありますよ。

【購入レビュー】SmartLav+を買ってイマイチだった点

RODEのSmarLav+_02

反対に、SmartLav+を買ってイマイチだと思った点も解説します。

  • ケーブルがやや短い(1.5m)
  • Lightning端子ではない

こちらも1つずつ解説していきますね。

ケーブルがやや短い(1.5m)

SmartLav+は元々のケーブルの長さがやや短いです。

たとえば、他のモデルではケーブルが5m以上あるものも販売されています。

ケーブルが長ければ、ピンマイクを撮影するカメラに接続していても話し手はカメラから離れた場所まで動けますよね。

カメラから離れた話し手の声を録音したい場合は、以下のいずれかの対策が必要です。

  1. ケーブルが長い他のピンマイクを買う
  2. SmartLav+用の延長ケーブルを追加購入する
あさくら
あさくら
以下のSmartLav+用の延長ケーブルを使えば、長さを6mも延ばせるのでオススメです。

Lightning端子ではない

SmartLav+の出力端子はTRRS端子で、Lightning端子ではありません。

そのため、Lightning端子のiPhone・iPadなどに直接接続することはできない仕様になっています。

ピンマイクの中にはLightning端子を備えているモデルも存在しますので、こだわりがある人は調べてみてください。

ただし、SmartLav+も以下の変換ケーブルを追加購入すればiPhoneやiPadなどに接続ができ、もちろん問題なく使えます。

あさくら
あさくら
個人的には端子の種類よりも、マイクの品質優先で選ぶことをオススメします。変換ケーブルもぜひチェックしてみてください!

他の有線ピンマイクとの性能比較の表

RODEのSmarLav+_05

音質が安定している有線ピンマイクは、SmartLav+以外にも多くのモデルが販売されています。

今回は、その中でも特に人気があるモデルの性能を比較してみました。

ぜひ有線ピンマイクを購入する時の参考にしてくださいね。

SmartLav+ Lavalier GO DR-10L BY-M1 ECM-C10 AT9903
ブランド RODE RODE TASCAM BOYA SONY audio-technica
価格 約1万円 約1万円 約1.5〜2万円 約2千円 約5千円 約5千円
指向性 無指向性 無指向性 無指向性 無指向性 無指向性 無指向性
本体重量 6g 30g 63g 21g 10g 1g
周波数特性 20Hz-20KHz 20Hz-20KHz 20Hz-22kHz +1/−2dB 65Hz-18kHz 50-15kHz 30Hz-18kHz
出力端子 3.5mm TRRS端子 3.5mm TRS端子 3.5mm TRS端子 3.5mm TRRS端子 3.5mm L型TS端子 マイク:
3.5mmL型TRS端子

パワーモジュール:
3.5mmL型TS端子
ケーブルの長さ 1.5m 1.2m 1.6m 6m 1m 1.2m
カラー ブラック ・ブラック
・ホワイト
ブラック ブラック シルバー ブラック
ゲイン調整 × × × × ×
ミュート × × × × × ×
モニタリング × × × × ×
備考 【付属品】
・ウィンドシールド

・マウントクリップ
・ポーチ
【付属品】
・ウィンドシールド

・マウントクリップ
・ポーチ
【付属品】
・マウントクリップ

・USBケーブル
・microSDカード
・ベルト用クリップ
・単4電池
・ポーチ
【付属品】
・ウィンドシールド

・マウントクリップ
・マジックテープ
・6.3mm変換アダプター
・LR44電池
・ポーチ
【付属品】
マウントクリップ

【給電方式】
プラグインパワー
【付属品】
・ウインドシールド

・パワーモジュール
・2wayホルダークリップ
・LR44電池
・ポーチ
あさくら
あさくら
マイクはスペックが似ていても録音の音質が全然違うことも。
買うモデルを迷う場合は、YouTubeなどで実際の音を確認してみてください。

SmartLav+以外の人気ピンマイクについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。

オススメ!動画撮影が得意なピンマイク3選

動画撮影

ここからは、特にオススメのピンマイク3つを紹介します。

BOYA BY-M1

3.5mmイヤホンジャックのないiPhoneと接続する場合:
Lightning変換ケーブルを購入してください。
→Apple Lightning 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ


BOYA BY-M1は、価格が安くてコスパの良いピンマイクを探している人におすすめのマイクです。

周囲の音が入りやすい屋外でも話し手の声をきっちり収録してくれる性能でありながら、なんと2,000円前後で気軽に購入できてしまいます。

あさくら
あさくら
ピンマイクを初めて購入する人に、とりあえずの1本としてもピッタリですよ。

実際の音は以下の動画を参考にしてください。

TASCAM DR-10L

TASCAM DR-10Lは、レコーダーつきのピンマイクが欲しい人におすすめのマイクです。

多くのピンマイクはiPhoneに接続して音声を収録できますが、より確実に音を収録したい時はiPhoneではなくレコーダーを使うことをオススメします。

あさくら
あさくら
なぜなら、iPhoneでは収録中に動くと誤って収録を停止してしまったり、マイクケーブルが抜けてしまうことがあるからです…!

その点、DR-10Lなら収録が止まることも、マイクが抜けることもない作りになっているので安心ですよ。
実際の音は以下の動画を参考にしてください。

RODE Wireless Go

RODE Wireless Goは、ワイヤレスのピンマイクが欲しい人におすすめのマイクです。

ワイヤレスマイクには音声収録が不安定になる品質が悪いものもありますが、多くのYouTuberや動画関係者が使うこのモデルなら安心。

あさくら
あさくら
高音質でありながら、有線マイクと違ってケーブルの長さを気にすることなく自由に動ける点が魅力のマイクです。

Wireless Goの実際の音も、以下の動画を参考にしてください。

以下の記事では他のピンマイクについても紹介していますので、興味がある人は参考にどうぞ。

まとめ

RODEのSmartLav+

本記事では、RODE SmartLav+の特徴と使用レビューを紹介しました。

内容をまとめると、SmartLav+はこんな人にオススメのマイクです。

  • 高音質なマイクが欲しい人
  • 安定した収録ができる有線マイクが欲しい人
  • 出力端子がTRRS端子のマイクが欲しい人

個人的には実際に使ってみて、SmartLav+は自信を持って人におすすめできるピンマイクだと感じました。

撮影場所の反響音や周りの音を軽減できるピンマイクは、1つ持っておくとかなり便利で心強いです。

動画の音質にこだわりたい人は、ぜひSmartLav+を導入してみてください!

↓カメラ・スタンドマイクなどオススメ記事の紹介記事はこちら

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