iMovieシアターの使い方:Appleデバイス間でビデオを共有

動画の共有 iMovieの使い方
困ってる人
困ってる人
iMovie Theater(シアター)って何だろう?特徴と使い方を詳しく教えてほしい!

こういった疑問にお答えします。

✔︎ 本記事の内容
  • iMovie Theaterって何?
  • iMovie Theaterの使い方
  • iMovie Theaterが使えない時の対処法
✔︎ 本記事の信頼性
私は仕事で教育サービス系の動画制作を行っています。
今までiMovieで多数の動画を編集&配信した経験をもとに本記事を書きました。

iMovie Theater(シアター)とは、Appleデバイス間でiMovieの動画を共有できる便利な機能のこと。

ただし、iMovieのバージョンによっては使えない場合もありますので注意が必要です。

本記事では、iMovie Theaterの特徴と、iMovieのバージョン別での使い方を解説していきます。

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iMovie Theater(シアター)とは?

スマートフォンを見る女性

iMovie Theater(シアター)とは、同じappleIDで利用中のデバイス間でiMovieの動画を共有できる機能のこと。

例えば、PCで編集した動画の仕上がりをスマホで確認したい場合などに便利な機能です。

ただし、iMovie Theaterを使う時は、利用するiMovieのバージョンに注意してください。

というのも、iMovie 10.1.12以降のバージョンではTheater機能がなくなっており、動画の共有方法が変わってくるからです。

あさくら
あさくら
それでは、iMovieのバージョン別に動画の共有方法を紹介していきます!

「iMovie 10.1.12より前」はiMovie Theaterでの動画の共有が可能

机の上にあるコンピューターとスマートフォン

iMovie 10.1.12より前のバージョンでは、iMovie Theaterを使うことが可能です。

※iMovie 10.1.12以降のバージョンを使っている人は、こちらをご覧ください。

iMovie Theaterで動画を共有する方法は以下の通り。

  1. iMovieで共有したい動画プロジェクトを開く
  2. 画面右上の「共有」メニューから「Theater」を選択
  3. 書き出しが完了するまで待つ

iMovie Theaterで共有された動画をiPhoneやiPadで視聴する方法は以下の通りです。

  1. iPhone(iPad)のiMovieを起動
  2. プロジェクト画面上の「…」アイコンを選択
  3. 「iMovie Theaterを表示」を選択
  4. 再生したい動画を選択して視聴
あさくら
あさくら
以下の記事では、実際のiMovie画面を見せながら手順を解説してくださっていますので、ぜひ参考にしてください。

iMovie Theaterを使ったムービーの共有

「iMovie 10.1.12以降」はiMovie Theaterでの動画の共有は不可

動画とスマートフォン

iMovie 10.1.12以降のバージョンをお使いの方は、残念ながらiMovie Theater機能を使うことができません。

iMovie Theater自体がすでに廃止されてしまっているためです。

あさくら
その代わり、別の方法を使ってデバイス間で動画を共有できますので、そのやり方を解説していきます。

動画の共有にはiMovie TheaterではなくiCloudを使う

iMovie 10.1.12以降のバージョンを使っている人は、iMovie TheaterではなくiCloudで動画を共有しましょう。

※iCloudとは、Appleが提供するクラウド上のデータ保存サービスのことで、Apple製品ユーザーであれば誰でも使用できます。

パソコンから他デバイスにiCloudで動画を共有する方法は以下の通り。

  1. インターネットブラウザでiCloud画面を開きApple IDでサインイン
  2. iCloud Driveの画面を開く
  3. 共有したい動画をiCloud Drive画面にドラッグ&ドロップ
  4. 動画のアップロードが完了するまで待つ

まず、インターネットブラウザで以下のiCloud画面を開き、Apple IDでサインインします。

iCloud Driveの使い方_01

サインインが完了したら、アカウントのメニュー画面が表示されるため、その中から「iCloud Drive」の画面を開きましょう。

iCloud Driveの使い方_02

あとは、共有したい動画をiCloud Driveの「アップロード」ボタンから読み込むか、画面に向かってドラッグ&ドロップすればOKです。

iCloud Driveの使い方_03

iCloud Driveに動画がアップロードされるまでは少し時間がかかるので、すぐに他のデバイスで確認できなくても焦らず待ってみてください。

※iPhone・iPadではホーム画面の「ファイル」→「iCloud Drive」にて参照することが可能です。

Macユーザーは、以下のようにFinderウィンドウから直接iCloud Driveに動画をアップロードすることもできます。

iCloud Driveの使い方_04

あさくら
あさくら
ちなみに、iPhoneやiPadからパソコンに動画を共有する際は、iMovieの「共有」ボタン→「ファイルに保存」→「iCloud Drive」を選択すればOKです。

iMovie Theaterに保存した動画の視聴は可能

iMovie 10.1.12以降のユーザーはiMovie Theaterへの動画の共有はできません。

ただし、旧バージョンのiMovieでTheaterに保存した動画は、
以下の手順に沿えばパソコンから視聴できるようですので試してみてください。

  1. iMovieを開く
  2. 「ウィンドウ」メニューの「Theaterへ移動」
  3. 別ウィンドウでTheaterが開くため視聴したい動画を選択

クオリティの高い動画を作りたい人にはPremiere Proがオススメ

Premiere Pro

iMovieで動画編集をすると時に、「思い通りに編集できない」「もっと個性的な動画を作りたい」と感じたことはありませんか?

もし今よりもクオリティの高い動画を作りたい!という気持ちがあるなら、私は「Adobe Premiere Pro」という動画編集ソフトを使うことをオススメします。

iMovieとPremiere Proの違いをざっくりまとめると以下の通りです。

iMovie Adobe Premiere Pro
価格 無料 有料(初回7日間の無料体験可)
使用者
  • 動画編集初心者
  • 動画編集に細かいこだわりは無い人
  • 動画編集初心者〜プロ
  • クオリティにこだわって動画を作りたい人
編集機能
の充実度
最低限の機能 多様なテロップ&エフェクト挿入やアニメーション編集
カラー補正、手振れ補正などが可能で
編集ソフトの中でも機能性はトップクラス
備考
  • PhotoshopやAfter Effectsなどの
    Adobeソフトと連携できる
  • iMovieより機能が増えるだけでなく
    作業のスピードアップも可能
スクロールできます

Adobe Premiere Proは有料ですが、多くのYoutuberや動画クリエイターが愛用する人気ソフトです。

Premiere Proの概要や機能については、以下の記事でより詳しくまとめていますので、興味がある人は参考にしてください。

>> Premiere Proの使い方を解説!初心者向け最強の教科書

また、その他のおすすめの編集ソフトや編集ソフト間の違いについて知りたい人は以下の記事をどうぞ。

まとめ

スマートフォンのアプリ

本記事では、iMovie Theaterの特徴と、iMovieのバージョン別での動画の共有方法を解説しました。

もう一度内容をまとめると以下の通りです。

  • iMovie Theater=同じappleIDで利用中のデバイス間で動画を共有できる機能
  • iMovie 10.1.12の前のバージョンではiMovie Theaterを利用できる
  • iMovie 10.1.12以降はiMovie TheaterではなくiCloudで動画を共有する

iMovieのバージョンによってやり方は違っても、デバイス間で動画を共有できる機能はとても便利ですよね。

今はスマホで動画を見る人も非常に多いですから、動画編集はパソコンでする人も、最終チェックはスマホで行うことが大切です。

あらゆるデバイスで動画を確認できるよう、ぜひiMovie Theater機能やiCloudを利用してみてください!

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