もしできるなら、おすすめの勉強方法を教えてほしい!
こういった疑問にお答えします。
✔︎ 本記事の内容
- 動画編集には3つの種類がある
- 動画編集を学ぶなら独学かスクールか
- 無料で動画編集を独学する方法
✔︎ 本記事の信頼性
- 私は教育サービス系の企業で動画制作やディレクション、YouTube運用を担当しています。
- 副業で企業から動画編集の依頼を受けて実際に稼いでいます。
- 今まで多数の動画を編集&配信した経験をもとに本記事を書きました。
結論から言うと、動画編集は独学で学ぶことができますし、そのスキルで稼ぐことも可能です。
ただし、独学にもスクール学習にも、それぞれメリットとデメリットが存在します。
動画編集をどのような方法で学ぶかは、それらを分かった上で決めた方が良いでしょう。
本記事では、独学とスクール学習のメリット&デメリットの解説や、動画編集を無料で独学で学ぶ方法を紹介します。
これから動画編集スキルを身につけようとしている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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動画編集って何?どんな種類がある?
まず初めに、動画編集ってそもそも何?と思っている人向けに簡単に解説します。
動画編集の仕事として主によく話題になるのは以下の3種類です。
- 実写編集:カメラで撮影した映像を編集する
- モーショングラフィックス:文字やイラスト、図形などの静止画素材に動きをつける
- 3DCG:平面ではなく奥行きのある3次元の世界をCGで表現する
これらの動画編集の技術は、近年とても需要の高いビジネススキルとして注目を集めています。
というのも、数年後には5Gという超高速・大容量の通信規格が普及して、動画市場が今以上に成長すると予想されているからです。
動画編集を真剣に学べば、「制作会社に転職する」「一般企業の動画担当者になる」「副業で稼ぐ」など将来の選択肢を増やすことができますよ。
動画編集スキルを独学で学ぶのは難しい?
動画編集を学ぶ主な方法は、「独学」または「スクール学習」の2つです。
ここからは、独学で動画編集を学ぶメリット&デメリットや、どんな人が独学に向いているかなど詳しく解説していきます。
独学とスクール学習のメリット&デメリット
独学とスクール学習のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
独学する |
|
|
スクールに通う |
|
|
独学向きなのは「未経験者」&「副業で稼ぎたい人」
上記のメリット&デメリットを踏まえて、独学に向いているのは以下のような人と言えそうです。
- 動画編集を本格的に学ぶかまだ迷っている
- とにかくお金をかけずに学びたい
- スクールの授業や課題のための時間を取れそうにない
- 副業で月数万円ほど稼ぎたい人
現在クラウドソーシングなどには動画編集ソフトを少し扱える程度で受けられる仕事が大量にあります。
そのため副業レベルで稼ぎたい人は独学でもOKですし、未経験者で動画編集が自分に合うかわからない人も独学から始めてみるのが良いと思います。
ただし、勉強が非効率になる点や、正しい知識を学べているか自分ではわからない点が独学の辛いところ。
初めから動画編集を本業にしたいという意欲がある人は、スクールでプロから学んだ方が早いです。
スクール向きなのは「動画を本気で学びたい人」or「転職したい人」
反対に、スクールに向いているのは以下のような人と言えそうです。
- 動画編集を本格的に学ぶと決めている
- 最新の正しい知識を効率よく学びたい
- 仕事を紹介してもらうツテがほしい
- そのためならお金は多少かかっても気にならない
すでに動画編集を本格的に学ぶ意欲のある人にとっては、スクール学習はメリットだらけです。
プロから正しい知識を効率良く教えてもらえますし、スクールによっては転職や仕事獲得をサポートしてくれるところもあります。
スクール学習について興味がある人は、最新おすすめスクールの紹介やスクールの選び方を解説している以下の記事をどうぞ。
無料で動画編集を独学する方法
ここからは、無料で動画編集を独学する方法について紹介します。
具体的な学習の流れは以下の通りです。
- パソコンや動画編集ソフトを準備する
- 動画編集ソフトの使い方を勉強する
- ポートフォリオを作成する
- 仕事を探して受注する
それでは、流れを1つずつ詳しく説明していきます。
1:パソコンや動画編集ソフトを準備する
動画編集を独学で学ぶために、まずは以下の最低限必要な機材を購入して揃えましょう。
- パソコンまたはスマートフォン
- 動画編集ソフト
この時、どんな編集デバイス&動画編集ソフトを購入するかが今後の編集の出来に関わります。
たとえば、低スペックのパソコンでは動画編集ソフトがよくフリーズする、無料の動画編集ソフトでは機能が少なすぎるといった問題が起きるからです。
編集デバイスや動画編集ソフトの選び方について、簡単に解説していきます。
動画編集用のデバイスの選び方
まずは、動画編集に使う予定のデバイスが、使いたい動画編集ソフトの必要スペックを備えているかを調べて確認してください。
今の時点でどのソフトを使うか決めていない人は、以下のスペックを基準にパソコンを用意すると良いでしょう。
- CPU:最新世代のIntel Core i7
- メモリ:16GB以上
- 画面解像度:1,920 x 1,080 以上
- ストレージ:できればSSD250GB以上+HDD1TB
※予算に余裕がなければひとまずHDD1TBのみでも可 - グラフィックボード:GTX1060以上
動画編集ソフトの選び方
動画編集ソフトには、無料のものから有料のもの、スマホ向けのものからパソコン向けのものまで幅広く存在します。
初心者のうちは無料ソフトから始めてもOKですが、個人的に最もオススメなのは「Adobe Premiere Pro」です。
Adobe Premiere Proの主な特徴は以下の通り。
- 無料期間7日間の有料ソフト(サブスク型)
- 有名YouTuberや映像のプロも使用する高機能ソフト
- とりあえずコレを買っておけば動画編集には困らない
- 動画編集の依頼で使用ソフトとして指定されることが多い
- 人気ソフトのため参考情報が多い
- After Effectsなど他のAdobeソフトとデータを簡単に連携できる
公式パートナースクールから購入すれば、特別価格でお得に使える上に、オンライン学習講座&プロによる添削指導つき。
※社会人の方も、Adobeソフトをすでに使用中の方も対象です。
→おトクな購入プランをチェックする→Adobe CCプランとは?
Premiere Pro以外のおすすめソフトが知りたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。
2:動画編集ソフトの使い方を勉強する
編集用のデバイスとソフトの用意ができたら、実際に動画編集ソフトの使い方を習得しましょう。
動画編集ソフトの使い方を無料で学べる方法は以下の通りです。
- ネット記事を読む
- Youtube動画を見る
- 動画編集ソフトのチュートリアル動画を見る
ネット記事を読む
ネット上には、当ブログも含め、動画編集ソフトの使い方を解説するサイトがたくさんあります。
特に人気のあるサイトやブログは以下の通りです。
どこも丁寧にソフトの使い方を解説してくださっていますので、参考にすると良いでしょう。
YouTube動画を見る
ソフトの使い方をテキストではなく動画で見て学びたい人にはYouTube動画がオススメです。
YouTuberで動画編集ソフトを使う流れを画面録画して解説されている方はたくさんいます。
特に有名なのは以下のチャンネルです。
動画編集ソフトの公式チュートリアルを見る
ネット記事やYouTubeではなく「信頼できるプロから教えてもらいたい」という人には動画編集ソフト公式のチュートリアルがオススメです。
ただし、チュートリアルは動画編集ソフトによって用意がある場合とない場合があります。
→Premiere Pro チュートリアル
使う予定の編集ソフトにチュートリアルの用意がある場合は、それを利用して勉強するのが一番信頼性の高い情報を学べるでしょう。
3:ポートフォリオを作成する
動画編集ソフトを使えるようになったら、実際に作品を作って営業用のポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオはYouTubeのチャンネル上で作っても、WEBページ上で作ってもOKです。
たとえば以下のような形で作品を用意してみてください。
- ビジネス系YouTuberの動画を編集したい
→有名ビジネス系YouTuberに似せた動画orより良い動画を自分で撮影して作る - 動物の動画を編集したい
→有名動物系YouTuberに似せた動画orより良い動画を自分で撮影して作る - 単価の高い編集がしたい
→高度な編集技術を使った動画を作る
このようなポートフォリオを用意しておくと、依頼した時の完成品のクオリティわかるため、仕事の発注者は安心して依頼ができるでしょう。
また、参考として、動画編集者の方が公開されているポートフォリオの事例を紹介しておきます。
4:仕事を探して受注する
ポートフォリオが出来上がったら、受けられる仕事を探しに行きましょう。
初心者であれば、まずはクラウドソーシングで仕事を受けてみて感覚を掴むのがオススメです。
初心者でも仕事を受けやすい有名クラウドソーシングサイトは以下の通り。
お好みのサービスに登録して、発注者に自分のスキルとポートフォリオをどしどしアピールしましょう。
初心者の内はすぐに仕事を受けにくいかもしれませんが、そういった場合はポートフォリオや価格を見直して再度提案してみてください。
ただし、1〜4の流れで学習を続けているだけでは、今後生き残れる動画編集者になれるとは言い切れません。
これから動画編集者として活躍し続けるために必要なスキルに興味がある人は、以下の記事も参考にどうぞ。
動画編集で稼げるようになるまでの独学期間の目安
動画編集を独学で学ぶ場合、最初にお金を稼ぐまでにかかる期間はおよそ2週間程度です。
たとえば、YouTube動画の編集でよくある発注例としては
カット、音量調整、テロップ追加、BGM&効果音追加など。
これらの作業は動画編集ソフトの使い方を1〜2週間勉強すれば誰でもできるようになります。
ただし、動画市場が成長しているため、ここ数年で動画編集者の数も急増しています。
そのため、簡単な編集しかできない編集者は低単価な仕事しか受けられない場合が多く、大きく稼ぐことは難しいでしょう。
動画編集で本格的に稼ぎたいのであれば、独学またはスクールで学び続けて、高いレベルの編集技術を身につけることが重要です。
まとめ
本記事では、動画編集スキルを独学で学ぶメリット&デメリットや、独学で学ぶ方法について紹介しました。
内容をもう一度まとめると、以下の通りです。
- 動画編集は独学でも学習できて副業で稼げる
- ただし本格的に動画編集を勉強したい人にはスクールがおすすめ
- 動画編集を無料で独学するならネット記事やYouTube動画などを利用しよう
- 動画編集ソフトの使い方を覚えたら仕事を受けながらスキルアップを目指そう
動画編集は独学でも学べますし、やる気次第では本業並みに稼ぐこともできる需要のあるスキルです。
動画編集に興味がある人は、ぜひ自分にあった学習方法でスキルを身につけてくださいね!
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